亡くなった方の所得税の確定申告手続きは必要?

人が亡くなると、その人の財産は生きている人が引き継ぐこととなり、その財産を引き継いだ人は相続税を支払うことになります。ただ、相続税のことは認識していても、つい忘れがちな税金があります。それは所得税です。
人は、働いてお金を稼ぎますが、そのお金には所得税が課税されます。そして、人が亡くなった場合でも、死亡した年に所得があれば、税金を支払う必要があるのです。したがって、亡くなった人についても確定申告が必要となります。ただ、当然ながら、亡くなった人は、確定申告ができないので、相続人が代わりに申告することになります。これが準確定シニア08申告です。
なお、サラリーマンなどの給与所得者については、確定申告が不要な場合もあります。故人が生前勤務していた会社による年末調整によって完了する場合もあるからです。
しかしながら、所得は、給与所得ばかりではありません。発生の由来によって10種類に分類されています。例えば、商業や工業などの事業から生じる事業所得、不動産の貸付けなどに起因する不動産所得、不動産の譲渡、つまり売却から発生する不動産譲渡所得などがあります。このほか、執筆などで原稿料を受け取っていれば、それは雑所得に該当します。これらの所得は確定申告が必要なので、注意が必要となります。